極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 生きていれば、俺もいつか相容れない誰かと、意見をぶつけ合うこともあるのだろう。その時に、俺は自信を持って、自分が正しいと言えるようになれるんだろうか――。

(せっかく、姉さんに救ってもらったんだ。俺も……いつかこれでよかったと思えるように生きなきゃな)

 いつの日か、憧れの人の足跡を追えるよう。
 そして振り返った時、自分の歩いて来た道筋を肯定できるようになるために。

 俺は……また午後も剣を振る。
 
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