極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
こうしてみると、結構責任の重い仕事が多そう。けどその見返りも大きく、高位の聖女は下手な貴族が及ばぬほどの権力を有し、国政への参画も一部許されているのだとか。まあ、いくら成り上がれるとしてもそんな面倒な立場、私だったらごめんだけどね。
(やっぱり大変そうだね~。お国の仕事だからそりゃそうか)
(同感。できれば、責任の少ない立場で楽に仕事したいよね)
ポピアとそんな会話をしていると、こほん――咳払いとともに先輩聖女の厳しい視線がこちらに向く。ヤバいヤバい、目を付けられたかな?
幸いお説教は食らわず、次の項目――聖女の階級というシステムへと話は変わる。
「この場に集まった者のほとんどは、未だ奇跡を満足に操ることができないはず。そこでこの紋章が見習いの“翠双葉”の間は、新米聖女として奇跡の訓練や先輩方の補佐、つまり雑作業を務めることになります。華々しい活躍を求めるのなら、下積みの訓練を怠ることなく、一日も早く階級を上げられるよう励むように」
どうやら、目覚めた力を使いこなせるようになった聖女から優先的に自分に適した業務を選ぶことになるようだ。そうして十分な功績を挙げた者はひとつずつ、階級が上がってゆく。
(やっぱり大変そうだね~。お国の仕事だからそりゃそうか)
(同感。できれば、責任の少ない立場で楽に仕事したいよね)
ポピアとそんな会話をしていると、こほん――咳払いとともに先輩聖女の厳しい視線がこちらに向く。ヤバいヤバい、目を付けられたかな?
幸いお説教は食らわず、次の項目――聖女の階級というシステムへと話は変わる。
「この場に集まった者のほとんどは、未だ奇跡を満足に操ることができないはず。そこでこの紋章が見習いの“翠双葉”の間は、新米聖女として奇跡の訓練や先輩方の補佐、つまり雑作業を務めることになります。華々しい活躍を求めるのなら、下積みの訓練を怠ることなく、一日も早く階級を上げられるよう励むように」
どうやら、目覚めた力を使いこなせるようになった聖女から優先的に自分に適した業務を選ぶことになるようだ。そうして十分な功績を挙げた者はひとつずつ、階級が上がってゆく。