極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「えぇ――い!」
「くっ……!」

 渦潮は防御壁の役目も果たし、外側からの反撃を食い止めてくれた。
 私はその間とにかく魔力と聖力を溜め込み、メナの軽く見開いた表情が確認できる至近距離まで近づくと、ぶっぱなす。なにこれ……聖力と魔力がお互いを吸引し、圧縮し合って……。

 制御(コントロール)しきれなっ――!

「きゃぁぁぁぁぁっ!」

 …………ッキュウ――――――ン‼

 次の瞬間、音と視界が飛んだ。

 反射的に力で身を守らなかったら、どうなっていたことか。
 その凄まじい破壊力は、月映宮の建物ごと私を大きく薙ぎ払う。
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