極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う

50・希望はいつもそこに②

 騎士たちに背を押され、そのままの勢いで飛び出した私たち。
 すぐさま、皆の身体が攻撃の余波で嬲られる。

 一方……メナに攻撃を当てた私の手のひらは、その柔らかい腹部に力が突き抜けた感触を残していて。

「……う……ぐ」

 一歩、二歩。
 白髪の魔女はザッザッとたたらを踏むと後ろに下がり……。

「――こん、な……」

 背中から、身に纏う膨大な穢れた聖力を空に噴出させて。
 どう、と……大きく仰向けに倒れ込んだ。

「ハァ、ハァ……ハッ」

 ダメだ、もう、立ってられない。私もぐらりと身体を揺らし、地面に膝をつく。
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