極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「何だって⁉」「なっ――」「嘘でしょ⁉」「そんなことが可能なのか⁉」「いやそもそも――」「夢の話を真に受けるだなんて……」――様々な疑問が連続し、会議場の収拾が一気につかなくなる。

「――皆さん、今はシーリの話の先を聞く時ではないでしょうか」

 その混乱を落ち着かせたのは、威厳あるティリシャ様の一声だ。

「そ、そうじゃな、静粛に……。シーリ、お主の言葉じゃが、わしもそんなことが可能じゃとは思えぬ。皆が納得できるように説明してくれい」

 国王夫妻への信頼が会議場の騒ぎを鎮め、そのまま続きを促される。
 うって変わってぴたりと静まる中、私は、ルシエさんから授けられた方法のことを詳しく語り出した。

「原初の聖女から、元の世界が住めなくなった原因を聞くことができました。それは……隕石群の連続衝突による、恐ろしい地形変動だったようです」

 ルシエさんの話によれば――ある次期から彼女が住んでいた大地には、“星降り”という現象が頻繁に起こるようになったのだという。それが数年に一度だった頃は、比較的隕石の大きさも小粒で、人々の住環境に被害を与えるほどではなかった。なのに……。
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