極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
そのような説明をした後で――。
「最後に……この世界存続の期限が示されたことをお伝えします。三年後の一の月。それがこの世界の正確な最終期限となります」
「「――――…………」」
やっとこの世界にもう時間が無いことを、私は伝える。
これは、いきなり伝えてしまってパニックにならないようにとの配慮だ。
話の順は聖女会の私たちで相談して決めた。私もルシエさんから聞いた時、そりゃヒヤッとしたもの。おかげで、皆の動揺は少しばかり抑えられた様子だけど……。
「ふむ……話は分かった。確かに騙し騙し世界書を修復することで保たせてはきたが……この先何代も、原初の聖女やお主のような稀代の聖女が現れてくれるとは限らん。人類の存続のためにも、かなり有効な手立てであると認識した。……じゃが、しかしシーリよ、そなたが示してくれた道には乗り越えねばならぬ壁がもうひとつ立ちはだかっておろう」
そう……これに関しては、まだ問題がひとつだけ残ってる。
幾人かの人々は、それに気付いているみたいだ。
そこで国王は、隣に座るデュリス殿下に答えを求めた。
「最後に……この世界存続の期限が示されたことをお伝えします。三年後の一の月。それがこの世界の正確な最終期限となります」
「「――――…………」」
やっとこの世界にもう時間が無いことを、私は伝える。
これは、いきなり伝えてしまってパニックにならないようにとの配慮だ。
話の順は聖女会の私たちで相談して決めた。私もルシエさんから聞いた時、そりゃヒヤッとしたもの。おかげで、皆の動揺は少しばかり抑えられた様子だけど……。
「ふむ……話は分かった。確かに騙し騙し世界書を修復することで保たせてはきたが……この先何代も、原初の聖女やお主のような稀代の聖女が現れてくれるとは限らん。人類の存続のためにも、かなり有効な手立てであると認識した。……じゃが、しかしシーリよ、そなたが示してくれた道には乗り越えねばならぬ壁がもうひとつ立ちはだかっておろう」
そう……これに関しては、まだ問題がひとつだけ残ってる。
幾人かの人々は、それに気付いているみたいだ。
そこで国王は、隣に座るデュリス殿下に答えを求めた。