極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 リナ、ペーレ室長、そしてポピア。

 他にも、大勢の聖女や魔女たちが余裕もない中、代わる代わる私に力を流し込んでくれる。

 それと同時に、たくさんの人たちの想いが……この世界を護るんだという想いが一気に流れ込んで。私は、胸から湧き上がる感動を我慢しきれずに叫んだ。

「皆、ありがとう……! 道を、開けます! やあぁぁぁぁっ!」

 今は後先考えず――全部の力を一気に束ねて、虚無の海を吹っ飛ばす……‼

 比喩ではなく空が明るみ、眩い光が世界を一気に駆け抜けて――。

 ――――――――……。

 気付けば――耳障りな振動が収まり……静寂があたりに漂っていた。
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