ダウナーちゃんは死にたがり
亮哉は小さく笑った。

「でもやめないんでしょ。」

「まぁね」

「なんで?」

亮哉は煙草を口から外す。

少し考えるみたいに空を見る。

「癖」

「依存?」

「そこまで重くない。

……たぶん。」

伊織はじっと亮哉の横顔を見た。

いつもながらの無表情だ。

でも少しだけ疲れて見える。

昨日、眠れなかったのかな、とぼんやり思う。

「……ふーん。」

「なに。」

「昨日、ちゃんと寝れた?」

亮哉の動きが、一瞬だけ止まる。

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