皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
「目を閉じて、キラナ」
優しい命令に従った途端、激しく呼吸を奪うように口づけられる。
驚き、声を上げかけた唇の隙間から注ぎ込まれた彼の魔力に体の中が急に熱くなり、頭の奥が甘く痺れていく。
唇を重ねるのは初めてではないとはいえ、与えられる感覚と羞恥には慣れず混乱する。
「……目を開けて」
アレン様の声に、整わない呼吸のまま瞼をそっと持ち上げる。
相変わらず近すぎる距離で彼が私の目をじっと見つめていた。
「うまく変化したようだ。どれくらい保てるだろうか。いや、それよりなにか体に違和感などはないか?」
違和感や不調もなく、首を横に振るもさらに見つめられて恥ずかしさが募る。
私の外見を、色を、嫌いではないのだろうか。
「も、申し訳ございません……期間はわかりません」
「今後なにか異常を感じたり、薄れてきた際は教えてほしい。キラナの目の変化は俺たちがきちんと結ばれているという、なによりの証明だから」
「わかり、ました」
「もう夜も遅い。そろそろ休もう」
そう言って、私の髪を軽く撫で、あっさり体を離す。
その瞬間、彼を引きとめるように無意識にアレン様の腕を掴んだ。
優しい命令に従った途端、激しく呼吸を奪うように口づけられる。
驚き、声を上げかけた唇の隙間から注ぎ込まれた彼の魔力に体の中が急に熱くなり、頭の奥が甘く痺れていく。
唇を重ねるのは初めてではないとはいえ、与えられる感覚と羞恥には慣れず混乱する。
「……目を開けて」
アレン様の声に、整わない呼吸のまま瞼をそっと持ち上げる。
相変わらず近すぎる距離で彼が私の目をじっと見つめていた。
「うまく変化したようだ。どれくらい保てるだろうか。いや、それよりなにか体に違和感などはないか?」
違和感や不調もなく、首を横に振るもさらに見つめられて恥ずかしさが募る。
私の外見を、色を、嫌いではないのだろうか。
「も、申し訳ございません……期間はわかりません」
「今後なにか異常を感じたり、薄れてきた際は教えてほしい。キラナの目の変化は俺たちがきちんと結ばれているという、なによりの証明だから」
「わかり、ました」
「もう夜も遅い。そろそろ休もう」
そう言って、私の髪を軽く撫で、あっさり体を離す。
その瞬間、彼を引きとめるように無意識にアレン様の腕を掴んだ。