皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
薄々気づきかけている答えを突き詰めるのも、気づくのも少し怖い。
だけど、自分の中で曖昧にしておいていい感情じゃない。
ここに転居してきたときの感情と、今、彼に抱く気持ちはまったく違う。
あの頃はどちらかといえばできるだけ彼の視界に入らないようにしていた。
今は彼の姿を長く見つめたい、傍にいたいと当然のように願ってしまう。
惹かれている気持ちをもう無視できない。
だけど、この感情は運命の伴侶だからなのかどうか自信が持てない。
それゆえに想いに足踏みして、蓋をする自分がいる。
だけど今はもうその蓋がこじ開けられそうになっている。
自分の気持ちに葛藤していたらすっかり目が覚めて、小さく息を吐きベッドから出た。
メアリが来てくれる前に身支度を終えていたところ、部屋の外から慌ただしい足音が近づいてくるのが聞こえた。
すぐにノックの音が響き、返答してすぐ、焦った様子のメアリが入ってきて封筒を差し出す。
「キラナ奥様、大変です! ユリハ王女様からお茶会のお誘いです」
「え……?」
状況が理解できないまま、封筒を受け取り、カードを読む。
だけど、自分の中で曖昧にしておいていい感情じゃない。
ここに転居してきたときの感情と、今、彼に抱く気持ちはまったく違う。
あの頃はどちらかといえばできるだけ彼の視界に入らないようにしていた。
今は彼の姿を長く見つめたい、傍にいたいと当然のように願ってしまう。
惹かれている気持ちをもう無視できない。
だけど、この感情は運命の伴侶だからなのかどうか自信が持てない。
それゆえに想いに足踏みして、蓋をする自分がいる。
だけど今はもうその蓋がこじ開けられそうになっている。
自分の気持ちに葛藤していたらすっかり目が覚めて、小さく息を吐きベッドから出た。
メアリが来てくれる前に身支度を終えていたところ、部屋の外から慌ただしい足音が近づいてくるのが聞こえた。
すぐにノックの音が響き、返答してすぐ、焦った様子のメアリが入ってきて封筒を差し出す。
「キラナ奥様、大変です! ユリハ王女様からお茶会のお誘いです」
「え……?」
状況が理解できないまま、封筒を受け取り、カードを読む。