皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
「愛する妻ひとり守れない、情けない夫と思われたくないし、信用していただきたいから。キラナの運命の相手としても認めていただきたい。カナック伯爵は運命の伴侶同士を間近で見てこられた方だから」
「……ありがとうございます」
さらりと両親の件に触れ、真摯に対応してくれる姿に惹かれる気持ちが抑えられない。
本当にどこまで魅力的で思いやり深い人なのだろう。
「俺と本当の運命の伴侶になってくれるか?」
屈んだまま尋ねる彼に躊躇いなくうなずく。
甘くとろけるように笑んだ彼が立ち上がり、続いて私の手を優しく引いて立たせる。
薬指の指輪と腕輪にキスをしてから指を絡め、寝室へとともに歩き出す。
一緒にそっとベッドに横たわって見つめ合い、両手を絡め額を合わせる。
じんわり伝わる体温も、入浴したての石けんの香りに混ざる彼自身の香りも、すべてが愛しくて大切で胸が詰まる。
出会った頃、怖くて直視できなかった紫色の目に映るのが嬉しくて切なくて、鼻の奥がツンとする。
この想いをすべてどうやって伝えたらいいのだろう。
どちらともなく外した額から彼が唇を滑らせ、頬、瞼、鼻筋と口づけの雨を降らせていく。
そのまま唇がしっとりと重なり、深まる口づけに呼吸が苦しくなっていく。
「……ありがとうございます」
さらりと両親の件に触れ、真摯に対応してくれる姿に惹かれる気持ちが抑えられない。
本当にどこまで魅力的で思いやり深い人なのだろう。
「俺と本当の運命の伴侶になってくれるか?」
屈んだまま尋ねる彼に躊躇いなくうなずく。
甘くとろけるように笑んだ彼が立ち上がり、続いて私の手を優しく引いて立たせる。
薬指の指輪と腕輪にキスをしてから指を絡め、寝室へとともに歩き出す。
一緒にそっとベッドに横たわって見つめ合い、両手を絡め額を合わせる。
じんわり伝わる体温も、入浴したての石けんの香りに混ざる彼自身の香りも、すべてが愛しくて大切で胸が詰まる。
出会った頃、怖くて直視できなかった紫色の目に映るのが嬉しくて切なくて、鼻の奥がツンとする。
この想いをすべてどうやって伝えたらいいのだろう。
どちらともなく外した額から彼が唇を滑らせ、頬、瞼、鼻筋と口づけの雨を降らせていく。
そのまま唇がしっとりと重なり、深まる口づけに呼吸が苦しくなっていく。