皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
「ああ、お疲れ様、アレン。……それじゃ、私は部屋に戻るわ、なにかあれば言ってね」
「ありがとう、ございます。イスズ様」
慌てて礼を告げれば、イスズ様は少し気遣わしげな目を私に向け、首を横に振った。
翌日からウキヌの森の迂回路に進んだ。
ここから先はいつ魔獣に遭遇してもおかしくなく、さらに気を引き締めなければいけない。
昨夜のアレン様の会議も今日からの日程の対策と再度の確認だった。
予想どおり森の近くを進めば進むほど、魔獣に遭遇した。
魔力値は低いが大群で現れる場合もあれば、単体の高位の魔獣も出没し道を阻まれ、予定よりも長く足止めをされていた。
進行が遅れれば遅れるほど、騎士団員は疲弊し、怪我も増える。
アレン様は最前線で氷魔術を展開し、皆を指揮していた。
イスズ様はアレン様の補佐を務めながらも王女や私の護衛に徹していた。
私は持参した薬と薬草で負傷者の手当を行い、ひどい傷には治癒の力を使っていた。
皇城で使用したときのように体力と魔力を多く奪われ、逆に足手まといにならないか危惧したが、幸いにも同じ状態にはならなかった。
恐らく自分自身の負傷がないうえ、焦りや脅しなどがなく、自分の意思で使用するからなのだろう。
なにより近くにアレン様がいるのも大きいはずだ。
予想以上に増えている魔獣に驚きながらも、皆で協力し合い、必死になり先を急いだ。
そしてなんとか引き渡し地点までたどり着いた。
「ありがとう、ございます。イスズ様」
慌てて礼を告げれば、イスズ様は少し気遣わしげな目を私に向け、首を横に振った。
翌日からウキヌの森の迂回路に進んだ。
ここから先はいつ魔獣に遭遇してもおかしくなく、さらに気を引き締めなければいけない。
昨夜のアレン様の会議も今日からの日程の対策と再度の確認だった。
予想どおり森の近くを進めば進むほど、魔獣に遭遇した。
魔力値は低いが大群で現れる場合もあれば、単体の高位の魔獣も出没し道を阻まれ、予定よりも長く足止めをされていた。
進行が遅れれば遅れるほど、騎士団員は疲弊し、怪我も増える。
アレン様は最前線で氷魔術を展開し、皆を指揮していた。
イスズ様はアレン様の補佐を務めながらも王女や私の護衛に徹していた。
私は持参した薬と薬草で負傷者の手当を行い、ひどい傷には治癒の力を使っていた。
皇城で使用したときのように体力と魔力を多く奪われ、逆に足手まといにならないか危惧したが、幸いにも同じ状態にはならなかった。
恐らく自分自身の負傷がないうえ、焦りや脅しなどがなく、自分の意思で使用するからなのだろう。
なにより近くにアレン様がいるのも大きいはずだ。
予想以上に増えている魔獣に驚きながらも、皆で協力し合い、必死になり先を急いだ。
そしてなんとか引き渡し地点までたどり着いた。