皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
頭に浮かぶのはキラナの俺を呼ぶ声と柔らかな微笑み、優しい香り。
すこし前に当たり前に存在していた宝物が指の隙間からこぼれ落ちていく感覚がつらくて苦しくてどうしようもない。
これほど大事だと愛しいと想える存在はいなかった。
足元が揺らぐ。
彼女がいなければきっと俺は生きている喜びを見いだせない。
その後、ミクス殿下と俺はグリナダ王国騎士団長から国内の状況を聞き出した。
ツヴァル公爵家はメリハ族を保護する名目で別宅に集めておきながら、実態は私利私欲を肥やすため無理やり国内外の有力貴族たちを治療させ、メリハ族の家族の命を人質にとって脅し、好き放題しているらしい。
さらにメリハ族の人々を監禁し、自由を奪い虐げているという。
そしてそこに王太后は少なからず関わっているそうだ。
グリナダ王国騎士団長は国の恥をみすみすさらすのはありえないが、膿は出し切るべきであり、キラナに恩がある身として嘘はつかないと宣言している。
ツヴァル公爵家のメリハ族迫害になぜ王太后が手を貸したのか、王女がどこまで知って、関与しているのかは今、現国王が直々に調べを進めているという。
今回の刺客の件も含め、グリナダ王国騎士団は国王にすでに報告したそうで、刺客の処遇我が国に一任するとまで言われているそうだ。
すこし前に当たり前に存在していた宝物が指の隙間からこぼれ落ちていく感覚がつらくて苦しくてどうしようもない。
これほど大事だと愛しいと想える存在はいなかった。
足元が揺らぐ。
彼女がいなければきっと俺は生きている喜びを見いだせない。
その後、ミクス殿下と俺はグリナダ王国騎士団長から国内の状況を聞き出した。
ツヴァル公爵家はメリハ族を保護する名目で別宅に集めておきながら、実態は私利私欲を肥やすため無理やり国内外の有力貴族たちを治療させ、メリハ族の家族の命を人質にとって脅し、好き放題しているらしい。
さらにメリハ族の人々を監禁し、自由を奪い虐げているという。
そしてそこに王太后は少なからず関わっているそうだ。
グリナダ王国騎士団長は国の恥をみすみすさらすのはありえないが、膿は出し切るべきであり、キラナに恩がある身として嘘はつかないと宣言している。
ツヴァル公爵家のメリハ族迫害になぜ王太后が手を貸したのか、王女がどこまで知って、関与しているのかは今、現国王が直々に調べを進めているという。
今回の刺客の件も含め、グリナダ王国騎士団は国王にすでに報告したそうで、刺客の処遇我が国に一任するとまで言われているそうだ。