ラビット・ボンド
『C組の憂鬱』か……。
ユイコの言葉を聞いて、頭に浮かべる。確か、2~3年前に放送していた学園ドラマだ。
「私リアタイしてなかったけどリカ観てたっしょ?」
うん、と頷く。
ラブもミステリーもある学園ドラマで、当時は結構ハマっていた。ユイコは観てなかったみたいだけど、イマドキめずらしく世間でも話題になってたと思う。
「まだ4話とかなんだけど、おもしろくてさぁ。ドラマにハマるのホント久々」
ユイコが、ねー? とアキくんに同意を求める。何も分かってないだろうけど、アキくんもキャッキャと返事をしていた。かわいくて頬が緩む。
私も構ってもらおうと、近くにあるぬいぐるみをアキくんに渡してみる。アキくんは、相変わらずキャッキャ言ってぬいぐるみを放り投げた。投げ上手。天才か?
「C組かー。なつかしい。おもしろかった記憶ある」
しばらく遊びながら、適当に相槌をうつ。確かにハマってたけど、正直、前すぎて語れるほどの熱量はない。
「とにかくマセゴーが良い。良すぎる。シンプルにかっこいい!」
私と違って熱く語るユイコにつられ、当時の感想を思い出す。
「わかる。あのドラマは結局マセゴーに持ってかれる」
マセゴーこと間瀬郷太。C組の主役で一躍ブレイクした、これまた今をときめくイケメン俳優だ。
今度また主演ドラマをやるっていうのをどこかで見た気がするから、その関係で昔のドラマの再放送をしてるんだろう。
美月ちゃんとトラオの映画にも、友情出演だか特別出演だかでちょっとだけ出演していた。マセゴーとトラオがC組以来の共演だってことで、話題になったりもしていた。
そういえば、一度だけ舞台挨拶にも来てたかもしれない。あんまり覚えてないけど。
「でも橘虎雄も良い役してんだよねー。ていうかリカそっちの方が好きそう。なんなら顔もそっちの方が好きそう」
「まあ……そう、なんだけど……」
……図星だった。
なんとも言えない気持ちで、めちゃくちゃキョドってしまう。
ユイコの言葉を聞いて、頭に浮かべる。確か、2~3年前に放送していた学園ドラマだ。
「私リアタイしてなかったけどリカ観てたっしょ?」
うん、と頷く。
ラブもミステリーもある学園ドラマで、当時は結構ハマっていた。ユイコは観てなかったみたいだけど、イマドキめずらしく世間でも話題になってたと思う。
「まだ4話とかなんだけど、おもしろくてさぁ。ドラマにハマるのホント久々」
ユイコが、ねー? とアキくんに同意を求める。何も分かってないだろうけど、アキくんもキャッキャと返事をしていた。かわいくて頬が緩む。
私も構ってもらおうと、近くにあるぬいぐるみをアキくんに渡してみる。アキくんは、相変わらずキャッキャ言ってぬいぐるみを放り投げた。投げ上手。天才か?
「C組かー。なつかしい。おもしろかった記憶ある」
しばらく遊びながら、適当に相槌をうつ。確かにハマってたけど、正直、前すぎて語れるほどの熱量はない。
「とにかくマセゴーが良い。良すぎる。シンプルにかっこいい!」
私と違って熱く語るユイコにつられ、当時の感想を思い出す。
「わかる。あのドラマは結局マセゴーに持ってかれる」
マセゴーこと間瀬郷太。C組の主役で一躍ブレイクした、これまた今をときめくイケメン俳優だ。
今度また主演ドラマをやるっていうのをどこかで見た気がするから、その関係で昔のドラマの再放送をしてるんだろう。
美月ちゃんとトラオの映画にも、友情出演だか特別出演だかでちょっとだけ出演していた。マセゴーとトラオがC組以来の共演だってことで、話題になったりもしていた。
そういえば、一度だけ舞台挨拶にも来てたかもしれない。あんまり覚えてないけど。
「でも橘虎雄も良い役してんだよねー。ていうかリカそっちの方が好きそう。なんなら顔もそっちの方が好きそう」
「まあ……そう、なんだけど……」
……図星だった。
なんとも言えない気持ちで、めちゃくちゃキョドってしまう。