空に預けた恋を誓う〜エリートパイロットは約束の幼馴染を一途に愛しぬく〜
息が苦しくなるほどの長いキスのあと、唇の間には透明な糸が引く。荒い息を吐きながら焦点の合わない瞳で見つめていると、拓翔の瞳がさらに熱を帯びた。
そのまま唇はゆっくりと下へ移り、耳のふちから鎖骨へと滑っていく。じわじわと肌をなぞり、脈打つ場所を辿るように舐められる。
「……あ、拓ちゃ……っ」
こみ上げる刺激に耐えきれず声を上げた途端、吸い上げられるような一瞬の痛みが走った。
「っ……」
わずかな痛みとともに残る感触に、息を詰める。
顔を上げた拓翔は満足げに目を細め、親指でその跡を愛おしそうに撫でた。
「……最高に似合ってる。仄香の白い肌に俺の色がついてるの、すげえいい」
そう言って、ちゅっと小さく音を立てながら、その印にもう一度口づける。
「ちょっとだけ満足したから、今はこれで我慢しようかな」
名残惜しそうに視線を落としながら、拓翔はふっと笑った。
「今度は、たっぷり時間あるときに甘えてきてくれよ?」
そう言って、ゆっくりと仄香の上から身を起こした。
(……っ、朝から刺激が強すぎるよ……!)
仄香は顔に上る熱を抑えきれず、両手で頬を覆った。指の間から覗く拓翔はそんな仄香の反応すら楽しむように、余裕の笑みを浮かべている。
「ほら、おいで。朝飯にしよう」