極上パイロットの一途な執愛
私の頑なな態度を見て、蒼真さんが表情を暗くした。
「愛里にずっとつけてもらいたいと思って、指輪を選んだんだけどな」
残念そうな蒼真さんのつぶやきを聞いて、罪悪感がわき上がる。
なにもはめていない自分の左手を見下ろした。
彼が用意してくれたのは、老舗ブランドの結婚指輪だった。透明度の高い美しいダイヤが並ぶそのリングは、とても高価だっただろう。
そんな素敵な指輪をもらったのにつけずにいるなんて、たしかにひどいかもしれない……。
私が葛藤していると、視線を感じた。不思議に思って顔を上げる。
蒼真さんが思い悩む私をおもしろがるような表情で眺めていた。私と視線が合うと、にっこりと笑う。
「指輪をつけてくれる気になったか?」
からかうような問いかけに、むきになって否定する。
「だから、絶対につけません!」
そんな私を見て蒼真さんは「ははっ」と声を出して笑った。
「今日はスタンバイ勤務でなにもなければ俺のほうが先に帰れるから、なにか夕食を作っておくよ」
そう言いながら私の腰を抱き寄せ、耳もとに唇を寄せる。
「いやらしいキスの続きは、食事のあとでな」
「愛里にずっとつけてもらいたいと思って、指輪を選んだんだけどな」
残念そうな蒼真さんのつぶやきを聞いて、罪悪感がわき上がる。
なにもはめていない自分の左手を見下ろした。
彼が用意してくれたのは、老舗ブランドの結婚指輪だった。透明度の高い美しいダイヤが並ぶそのリングは、とても高価だっただろう。
そんな素敵な指輪をもらったのにつけずにいるなんて、たしかにひどいかもしれない……。
私が葛藤していると、視線を感じた。不思議に思って顔を上げる。
蒼真さんが思い悩む私をおもしろがるような表情で眺めていた。私と視線が合うと、にっこりと笑う。
「指輪をつけてくれる気になったか?」
からかうような問いかけに、むきになって否定する。
「だから、絶対につけません!」
そんな私を見て蒼真さんは「ははっ」と声を出して笑った。
「今日はスタンバイ勤務でなにもなければ俺のほうが先に帰れるから、なにか夕食を作っておくよ」
そう言いながら私の腰を抱き寄せ、耳もとに唇を寄せる。
「いやらしいキスの続きは、食事のあとでな」