極上パイロットの一途な執愛
 ため息とともに、唇から本音がもれた。
 それがきっかけで、胸の奥に抑えこんでいた感情が一気にあふれ出てしまう。

「いってらっしゃいのキスをしたり、お揃いのパジャマで眠ったり、お料理中にうしろから抱きしめられたり、少女漫画の中のラブラブな新婚さんみたいなこと、いっぱいしたかった……っ!!」

 そんな私の心からの叫びは誰にも届くことなく、広々としたリビングにむなしく響くだけだった。

 
          

 


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