極上パイロットの一途な執愛
3まさかの結婚
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まさかの結婚
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蒼真さんが『話したいことが山ほどある』と、わざわざ私の働くコントロールセンターにやってきたその日。
周囲からの視線を感じながらもしっかり引継ぎを終えロッカーから出ると、私服姿の蒼真さんが私のことを待っていた。
リラックスした様子で壁に寄りかかる彼はとてもかっこよかった。
スタイルや顔立ちの綺麗さはもちろん、佇まいから品のよさがにじみ出ている気がする。これが、育ちのよさというやつなんだろうな。
見とれかけてから、そんなのんきなことを考えている場合じゃないと我に返った。
周囲を見回すと、何人かの社員がちらちらとこちらを見ていた。
まずい。蒼真さんが私を待っているなんて、絶対に変だと思われてる……っ。
冷や汗をかきながら彼に近づくと、蒼真さんは壁にもたれていた体を起こし、にこりと私に笑いかける。
「愛里、お疲れ様」