極上パイロットの一途な執愛
 私が頭をなでると、レオは私の頬に鼻先をこすりつけた。そして、ぴったりと私に寄り添いながら、蒼真さんを見る。レオの表情が勝ち誇っているように見えて、思わず笑ってしまった。

「本当にかわいくておりこうだね」

 ふわふわの体を抱きしめると、レオもうれしそうに尻尾を振る。
 困り顔でため息をつく蒼真さんを見て、ご両親がくすくす笑った。

 蒼真さんのご実家で過ごす時間は、とても楽しくて幸せだった。




 
 その後、蒼真さんとレオと一緒にお庭に出た。

 私たちが買ってきたおもちゃを見せると、尻尾を振ってよろこび、楽しそうに遊んでくれる。

 ボール遊びが好きだったからと選んだフリスビーも、何度か投げるうちに上手にキャッチできるようになった。

「レオ、すごい! 上手!」

 私が歓声を上げると、レオは得意げな顔でフリスビーを咥えて駆けてくる。

「えらいね。おりこうだね」

 しゃがみ込み、大きな体をハグして褒める。レオはうれしかったのか前足を上げて私に飛びついてきた。

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