彼氏は自分の推し+ヴァンパイアの独占欲強め男子!?

うぅ~。陽翔(はると)君がすごいこっち見てるよ。

「かわいい。え、待っていまからこれ俺の彼女になるの?むり可愛すぎて。」

陽翔君はそういうと私の頭を撫でた。

わ、なでてくれた。うれしい。・・・・・ってちょっと待てちょっと待て。流されないで。なんか陽翔君キャラ変わってない?

一人称(いちにんしょう)も僕から俺に代わってるし。なんかまわりに甘いオーラ的なのが漂っているような気がする。

私は思わず一歩後ずさってしまった。

「ちょっと来て。」

すると陽翔君は私を連れて入れないはずの屋上に移動した。

な、なんで鍵持ってるの?これもしかして生徒会長の特権的(とっけん)なやつ?

すると陽翔くんは私の心を読んだように答えた。

「俺の場合鍵がなくても開けるよ。というか生徒会のメンバー全員行けるし。」

「え・・・。どういうこと?」

陽翔君はニヤリとした。

「付き合うなら俺の。いや俺たちののほうがいいかな。秘密を教えてあげなくちゃね。」

え・・・・?どういうこと?

「まず一つ目。いま話題になっているpakutyuiっていうアイドルグループって知ってるか?生徒会のメンバーは全員そのメンバーだ。で
俺はその中のリーダーのハルト。」

そういうと陽翔君はメガネを取って前髪を上げた。

・・・・・HA?

え、まってまってということは私の目の前に推しがいる!?なんて最高なことなの?こ、これはもしや夢?

ということは彼氏私の・・・・推しってことになるの?

こんないま大人気アイドルグループのハルトと付き合うなんて夢?お、恐れが多すぎる。

しかも絶賛推し活しているハルトだよ?私の心臓が破裂しそう。

私はこれだけでも頭が大変なことになってるのに陽翔君はまだ秘密があるみたいだった。

「へぇ俺のこと推しだったんだ。でもあともう一つあるんだよね俺たちには秘密が。」

え、もう一つあるの?

「もう一つは生徒会のメンバーは全員ヴァンパイアだってこと。さっき鍵がかかっているはずの扉を開けたり、美咲の心を読んだのはこ
のヴァンパイアの力のおかげだ。あとはこうもりになれる力とか。メンバーによって力は違うけど、これは基本だよ。俺の場合はものを
自由に操ることができる。」

そういうと陽翔君は私にバックハグをしてきた。
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