総長は、私にだけ甘すぎる。

第6話 逃げられない理由

「今日は、帰すつもりはない」

その言葉に、息が止まった。

「……どういう意味」

黒崎蓮は答えない。

ただ、廊下の奥を見ている。

その視線の先――

黒い服の男たちが立っていた。
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