ぼくと世界とキミ
「大好き……ロイ」
セリアは初めて会った時と変わらない天使の様な笑顔で微笑むと、次の瞬間美しい光になり闇を照らした。
その光は淡く美しく……俺の心を奪う。
淡く美しい光は別れを惜しむかの様に俺を優しく照らすと……静かに闇の中へと消えていった。
強く彼女の手を握り締めていた拳を開く。
彼女に触れていたはずの手の平には、クリスタルの指輪が残っていた。
「……セリア」
光の消え去った闇の中で、そっと愛しい彼女の名を呼ぶ。
その瞬間……眩い光に包まれた。