妹に陥れられ追放された令嬢ですが、氷の王弟に息子ともども溺愛されています
「カイエン様に?」
「そうです。リントン村をよくしたいのならが気になるのなら、辺境伯様の力を借りて、改善すればいいのです。村までの道を整備すしたり農業支援をしたり。キースリング領内での仕事でも構いません。熱心になれることがあれば気力も湧いてくるものです。それは病を克服するにも有効なんですよ」
「気力と病がと関係あるんですか?」
ダリエは大真面目な顔をして頷く。
「もちろんです。病は気からと昔から言うでしょう? メレディス様に必要なのは希望を持つことかもしれません。実際日々体調が改善しているのですから、望みはあります」
メレディスの心臓がどきどきと音を立てた。
これまでダリエは余計な期待を持つような発言を一切しなかった。
けれど、今はっきりと望みが持てると明言した。
(本当に? 期待してもいいの?)
頬を染めるメレディスを見て、ダリエは微笑む。
「今日から新たな薬を追加してみましょう。隣国から手に入れた貴重なものです」
「はい」
ダリエは飲み方をレオナに説明してから屋敷を去った。