妹に陥れられ追放された令嬢ですが、氷の王弟に息子ともども溺愛されています

 食事会から数日後。メレディスはキースリングからリントン村への街道整備への街道整備に着手した。カイエンに紹介してもらった専門家に手伝ってもらいながら計画を立てる。

 体調は日々回復して、メレディスは積極的に外出をするようになった。

 レオナとオスカーと一緒に領都を散策したり、カイエンに誘われて視察に同行したりと、それまでとは比べものにならないほど活動的になった。

 ある日の散策の帰り道。、オスカーがしみじみした様子で言った。

「お嬢様、本当に健康的になりましたね。顔色もいいしキースリングの水が体に合っているのでしょうか」

 オスカーがしみじみした様子で言った。

「こんなに寒いのにむしろ元気なくらいですものね」

 オスカーに続いてレオナもしみじみとした様子で言う。

「そうかもしれない。ここに来て格段に体調がよくなったもの」

 メレディスも正直言うと不思議に思っている。

 不治の病に罹ったのにここまで回復するだなんてるとは。異形症という悪病魔からに捕らえられて逃げ出せる人間がどれほどいるのか。その稀なひとりに選ばれたと思っていいのだろうかのだろうか。

「レオナも聞いていると思うけど、次の診察の日にダリエ先生から話があるそうなの」
「私はお嬢様の病が治ったと言われると信じています」
「私もです。必ずよくなると信じています」

 レオナとオスカーが真剣な様子で言う。

 ふたりはレオナを案じて生まれ故郷を離れてついてきてくれた。誰よりも親身になってくれる存在だ。

「ありがとう」

 メレディスもふたりの願いに応えたいと思っている。
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