演技レッスン進行中!~誇り高きクィーン、目指してもいいですか?~
「じゃあね!夜には帰らなきゃだから!」

そう、言い残して、帰っていった。

少し早すぎて、名残惜しい気もしたけれど
忙しそうな姉さんの邪魔はできないと思って
黙って手を振っていた。

それに気づいた姉さんが、
玲愛(れあ)!」
と、私の名前を呼んだ。
「―――また(・・)ね!」

そう、にっこりと笑った。

「うん、またね!」

晴れた気持ちで心がいっぱいになって
もやっとした気持ちはいつの間にか晴れていた。

電話が来たのは、その3時間ほど後だった。

「もしもし・・・?はい、は、はい。・・・・・・・・うっううっ・・・はいっ」

母さんの反応から
どのような報告なのかは察しがついた。

「玲愛ちゃん・・・。(つゆ)ちゃんが―――車にひかれて―――
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