まことしやかな恋



 不良と呼ばれる青年は、切れた口元を鏡で確認していた。

 喧嘩で、できた怪我ではない。


「──なんだこのハートマーク?」


 首筋に現れた、淡いピンク色のハートマーク。

 まことしやかな運命が微笑んだ。



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