第一印象最悪の彼が、最愛の旦那さまになりました
彼と一カ月以上過ごしていたから分かる。
「千咲から見て、社長は豊原さんに気持ちがありそう?」
「昔からの知り合いとは言ってたけど、特別って感じではなかったな」
「隠してる訳じゃないよね?」
「うん。彼は嘘をつかないから」
千咲はきっぱりと言い切った。彩香が目を見開く。
「千咲、社長のこと信頼してるんだね。もしかして本気になった?」
「本気って?」
「好きになったんでしょ?」
戸惑う千咲に、彩香が鋭く追及する。
「……どうしてそう思うの?」
「千咲が自棄酒までするのって、豊原さんの暴言で傷ついたってより、彼女と社長の関係を知ってショックを受けたからな気がする。それにさっき迷わず社長を信じてるって言ったでしょ? それって好きだからじゃないの?」
千咲は返事をしかけたけれど、何も言葉が出てこなかった。
真実を暴くような彩香の言葉に、動揺している。
核心を突かれて、彼女の言う通りだと気づいた。
彼との時間を大切に感じている。キスをされたとき戸惑いながらもうれしいと感じて、当然のように受け入れていた。
(私……澄春さんのことが好きなんだ)
だから、凛華に責められて悔しくて悲しかった。
「……好きになったみたい」
「やっぱり! そうだと思った」
「千咲から見て、社長は豊原さんに気持ちがありそう?」
「昔からの知り合いとは言ってたけど、特別って感じではなかったな」
「隠してる訳じゃないよね?」
「うん。彼は嘘をつかないから」
千咲はきっぱりと言い切った。彩香が目を見開く。
「千咲、社長のこと信頼してるんだね。もしかして本気になった?」
「本気って?」
「好きになったんでしょ?」
戸惑う千咲に、彩香が鋭く追及する。
「……どうしてそう思うの?」
「千咲が自棄酒までするのって、豊原さんの暴言で傷ついたってより、彼女と社長の関係を知ってショックを受けたからな気がする。それにさっき迷わず社長を信じてるって言ったでしょ? それって好きだからじゃないの?」
千咲は返事をしかけたけれど、何も言葉が出てこなかった。
真実を暴くような彩香の言葉に、動揺している。
核心を突かれて、彼女の言う通りだと気づいた。
彼との時間を大切に感じている。キスをされたとき戸惑いながらもうれしいと感じて、当然のように受け入れていた。
(私……澄春さんのことが好きなんだ)
だから、凛華に責められて悔しくて悲しかった。
「……好きになったみたい」
「やっぱり! そうだと思った」