第一印象最悪の彼が、最愛の旦那さまになりました
祖母のベッド脇で、優しい表情をする澄春の姿を眺めていると、千咲は温かな気持ちになった。
「澄春さん、おばあちゃんの件、本当にありがとう。新しい病室は過ごしやすそうだし、安心した。これで検査の結果がよかったらいいんですけど」
「前島医師は可能性があると言っていた。希望を捨てるな」
「そうですね」
千咲は素直に頷いた。澄春の言う通り、前向きに考えようと思った。
澄春が腕時計をちらりと見た。
「遅くなったから、食事は外で済まそう」
「そうですね」
千咲も今日は疲れてしまって、料理をする元気が出ない。
「あ、でも時間は大丈夫ですか? 澄春さん他に予定は?」
「今日は一日空けてある。何が食べたい?」
「今日は、澄春さんの好きなところに行きましょう」
「わかった、それなら……鉄板焼きはどうだ?」
「鉄板焼? いいですね、行きましょう! 祖母の件のお礼です。私にご馳走させてください」
祖母にこんなによくしてくれたのだ。感謝の気持ちを伝えたい。
澄春は珍しそうに瞬きをしてから、首を横に振った。
「いや、夫婦になって初めての外食だ。俺に任せてくれ」
力強く言われて、千咲は言葉に詰まった。
(夫婦の外食……なんだかデートみたい)
「澄春さん、おばあちゃんの件、本当にありがとう。新しい病室は過ごしやすそうだし、安心した。これで検査の結果がよかったらいいんですけど」
「前島医師は可能性があると言っていた。希望を捨てるな」
「そうですね」
千咲は素直に頷いた。澄春の言う通り、前向きに考えようと思った。
澄春が腕時計をちらりと見た。
「遅くなったから、食事は外で済まそう」
「そうですね」
千咲も今日は疲れてしまって、料理をする元気が出ない。
「あ、でも時間は大丈夫ですか? 澄春さん他に予定は?」
「今日は一日空けてある。何が食べたい?」
「今日は、澄春さんの好きなところに行きましょう」
「わかった、それなら……鉄板焼きはどうだ?」
「鉄板焼? いいですね、行きましょう! 祖母の件のお礼です。私にご馳走させてください」
祖母にこんなによくしてくれたのだ。感謝の気持ちを伝えたい。
澄春は珍しそうに瞬きをしてから、首を横に振った。
「いや、夫婦になって初めての外食だ。俺に任せてくれ」
力強く言われて、千咲は言葉に詰まった。
(夫婦の外食……なんだかデートみたい)