天邪鬼な私に、宣戦布告されました
言えない恋バナ
「海、きれー!」
飛行機の下にターコイズブルーの海が広がっている。
青い空! ちょっと汗ばむくらいの暑さ!
私たちは修学旅行の地、沖縄に降り立った。
五月の空気は初夏の香りを含み、風が海の匂いを運んでくる。
「眩しいね! 南国って感じ!」
私たちは手を思いっきり広げ、全身で太陽の光を浴びた。
「そんなとこで手なんか広げてんなよ。邪魔」
颯斗が迷惑そうな顔で、私たちの横を通り過ぎていく。
「もう、なんなの。せっかく身体の芯まで沖縄を味わってたのにー」
由乃はぷりぷりしている。
――恒一の親友じゃなかったら、絶対一緒の班になんてならなかったのに。
そう顔に書いてある。
「まぁ、まぁ。せっかく来たんだから、ぷりぷり由乃さんを封印して、思いっきり楽しみますよ」
澪はガイドブックを片手に、早くも私たちの永遠のテーマ――ブルーシールアイスの味で頭を悩ませていた。
一日目はバスでひめゆりの塔に行った。
今、私たちがこんなにも平和でいられることに感謝した。
午後からは首里城で、由乃と澪と一緒に写真を撮りまくった。
沖縄の悲しい歴史や、国の犠牲になった人たちのことは、平和ボケしている私たちには、まるで異世界の話くらいにしか伝わらなかった。
飛行機の下にターコイズブルーの海が広がっている。
青い空! ちょっと汗ばむくらいの暑さ!
私たちは修学旅行の地、沖縄に降り立った。
五月の空気は初夏の香りを含み、風が海の匂いを運んでくる。
「眩しいね! 南国って感じ!」
私たちは手を思いっきり広げ、全身で太陽の光を浴びた。
「そんなとこで手なんか広げてんなよ。邪魔」
颯斗が迷惑そうな顔で、私たちの横を通り過ぎていく。
「もう、なんなの。せっかく身体の芯まで沖縄を味わってたのにー」
由乃はぷりぷりしている。
――恒一の親友じゃなかったら、絶対一緒の班になんてならなかったのに。
そう顔に書いてある。
「まぁ、まぁ。せっかく来たんだから、ぷりぷり由乃さんを封印して、思いっきり楽しみますよ」
澪はガイドブックを片手に、早くも私たちの永遠のテーマ――ブルーシールアイスの味で頭を悩ませていた。
一日目はバスでひめゆりの塔に行った。
今、私たちがこんなにも平和でいられることに感謝した。
午後からは首里城で、由乃と澪と一緒に写真を撮りまくった。
沖縄の悲しい歴史や、国の犠牲になった人たちのことは、平和ボケしている私たちには、まるで異世界の話くらいにしか伝わらなかった。