超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました
シャルロットはノイエ家の中では手袋をつけさせられていた。
ノイエ夫妻がシャルロットに触れられることを恐れて。
サイコメトリーを発現して間もない頃、両親に手を伸ばした時の怖れを帯びた嫌そうな顔が忘れられない。
それ以来、シャルロットはサイコメトリーのことを知っている人間に触れることが何よりも怖くなってしまった。
シャルロットが突然怒り出したにもかかわらず、テオドールは平然と話を始める。
「私は恥ずかしい行動など一切していないから、視られても平気だ」
いつもの口調で断言するテオドールに、シャルロットは脱力した。
(そんな人間がいるなんて……)
シャルロットが今まで触れて視たのは、目を背けたくなるような下卑たことばかりで、けれど人間なんてそんなものだとも思っていたのだ。
「もしアクシデントで触れて何か視た場合は、視えたものを教えてくれ。興味がある」
「は、はい……」
テオドールの反応に拍子抜けしているシャルロットの目の前で。
「きゃあ!」
ノイエ夫妻がシャルロットに触れられることを恐れて。
サイコメトリーを発現して間もない頃、両親に手を伸ばした時の怖れを帯びた嫌そうな顔が忘れられない。
それ以来、シャルロットはサイコメトリーのことを知っている人間に触れることが何よりも怖くなってしまった。
シャルロットが突然怒り出したにもかかわらず、テオドールは平然と話を始める。
「私は恥ずかしい行動など一切していないから、視られても平気だ」
いつもの口調で断言するテオドールに、シャルロットは脱力した。
(そんな人間がいるなんて……)
シャルロットが今まで触れて視たのは、目を背けたくなるような下卑たことばかりで、けれど人間なんてそんなものだとも思っていたのだ。
「もしアクシデントで触れて何か視た場合は、視えたものを教えてくれ。興味がある」
「は、はい……」
テオドールの反応に拍子抜けしているシャルロットの目の前で。
「きゃあ!」