超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました
内心怒りでいっぱいになるシャルロット。
しかし、ここで感情を露にするわけにはいかない。

「失礼いたしました。緊張のあまり、足が震えてしまいましたの」

シャルロットは笑顔で説明をして、ドレスの裾に気を配りつつ歩き出した。

(それよりーー……うっかりダリラに触れて視てしまった……!)

裾を踏まれ、よろけた拍子にシャルロットの右手がダリラに当たったのだ。

(とんでもない秘密を知ってしまった。どうしたらいいのーー)
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