超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました
第10話 伝説の晩餐会②
シャルロットがよろけたのはダリラのせいだと気付いたユーリが、さりげなくダリラの横についたので、妨害されることなく大食堂に到着した。
「なんと美しい……」
招待客達は大食堂の煌びやかなシャンデリアや、マホガニーのテーブルの精緻な彫刻を見て、思わず感嘆の息を吐く。
横長のテーブルの中央にシャルロット、両隣に大司教ヨハンとユーリ。
向かい側にテオドール。
そして、テオドールの隣にダリラ。
侯爵マダム達や他の招待客達が囲む席順だ。
「乾杯!」
前菜の新鮮な野菜とサーモンのマリネに始まり、豪華で美味しそうな料理が次々と運ばれて、招待客はそのたびに歓声を上げた。
「いやぁ私は鹿肉の赤ワイン煮が大好物でしてな、これは今までで一番美味い!」
「喜んでいただけて何よりですわ。モンゴメリ卿の好物だと、テオドール様から聞いておりましたの」
「えっ、グレイヴン公が私の好物を覚えていてくださったのですか?」
モンゴメリ侯爵がテオドールの方を向くと、テオドールはワイングラスを傾けた後、口を開く。
「ええ、以前お話しした時にお聞きしました。私は記憶力が良いので」
「他の皆様のメイン料理もそれぞれ皆様の好物にいたしましたの」
シャルロットがにっこりと微笑む。
確かにメインの料理は一人ずつ違う。
「なんと美しい……」
招待客達は大食堂の煌びやかなシャンデリアや、マホガニーのテーブルの精緻な彫刻を見て、思わず感嘆の息を吐く。
横長のテーブルの中央にシャルロット、両隣に大司教ヨハンとユーリ。
向かい側にテオドール。
そして、テオドールの隣にダリラ。
侯爵マダム達や他の招待客達が囲む席順だ。
「乾杯!」
前菜の新鮮な野菜とサーモンのマリネに始まり、豪華で美味しそうな料理が次々と運ばれて、招待客はそのたびに歓声を上げた。
「いやぁ私は鹿肉の赤ワイン煮が大好物でしてな、これは今までで一番美味い!」
「喜んでいただけて何よりですわ。モンゴメリ卿の好物だと、テオドール様から聞いておりましたの」
「えっ、グレイヴン公が私の好物を覚えていてくださったのですか?」
モンゴメリ侯爵がテオドールの方を向くと、テオドールはワイングラスを傾けた後、口を開く。
「ええ、以前お話しした時にお聞きしました。私は記憶力が良いので」
「他の皆様のメイン料理もそれぞれ皆様の好物にいたしましたの」
シャルロットがにっこりと微笑む。
確かにメインの料理は一人ずつ違う。