クール王子は愛したがり
マンションに帰り着いて、すぐに一緒にシャワーを浴びた。

今はソファに並んで座って、アヤが髪の毛を乾かしてくれている。

「………よし、乾いた」

「ありがとう…!
あ、私もアヤの髪の毛乾かすよ?」

「それはいい。
そんなことより、ネックレス欲しい」

「う、うん。
これ…」

ネックレス用の箱を差し出したけど、なぜかなかなか受け取ってくれない。

「………」

「あ、アヤ?」

「………何か言いながら渡してほしい。
アヤ好きとか、結婚しようねとか」

「……//////」
えー、恥ずかしいし……

「ほら、早く!!」

「あ、アヤ…//////す、好き…//////」

「フフ…ありがとう。僕もフジが大好き!」

やっと受け取ってくれて、中身を確認したアヤ。

“I want us to stay together”という刻印を見て「もちろん」と笑った。

すぐにつけかえてくれて「どう?」と私に見せてくる。

「うん!似合ってる!」

微笑み返事すると、アヤが「フジも買った服とイアリングつけて見せて?」と言ってきた。

ブラウスとスカート、イアリングをつけて「どう?//////」と聞く。

「凄く可愛い…!
可愛すぎ!」

絶賛してくれた。


そして………
いつものようにアヤに抱き締められて、頭を撫でられながら幸せに浸る。

はぁ~、幸せ……!!

するとアヤが「ねぇ、フジ」と私の肩に顔を埋めて切り出した。

「ん?」

「これから先、僕以外の男に笑顔を見せないで……」

「………え?」

「表情変えずに真顔で、ロボットみたいに感情も持たずに接して?」

え?え?

私は思わず、アヤに向き直った。
アヤは真剣な眼差しを私に向けている。

「フジのこと、好きすぎて苦しい」

「アヤ…」

アヤが私の頬に触れる。
そして切なく笑って「フジ以外の人間がいなくなればいいのに」と言った。

「アヤ、何言って…(笑)」

ドラマのセリフみたいな言葉に、思わず笑いが出る。

でもアヤは真剣な眼差しのままゆっくり私に顔を近づけ、口唇が重なる寸前に呟いた。


「…………僕の本心だよ」

そして、私の口唇を塞ぐようにキスをした。




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