クール王子は愛したがり
ゼンから“リンのことどうなった?”と催促があって、しかたなく四人で食事をすることにした。
待ち合わせ場所にフジと行くと、ゼンとリンは既に来ていた。
そして…………
「は?」
何故か、奴も来てきた。
「あれ?
京滋くん?」
「来ちゃった!」
なんなんだ、こいつ。
こんな図々しい奴となんでフジは友達なんだ?
ゼンの機嫌が悪い。
俺も、気分が悪い。
するとフジが「京滋くん、悪いんだけど…今日は遠慮してくれるかな…」と遠慮がちに言った。
相変わらず、フジは言い方が優しい。
もっとはっきり“邪魔”って言えばいいのに。
「うーん…
今回の集まりは、琳子と善一郎くんのことなんだろ?
俺にも関係あるよね?」
「それは、そうだけど…」
「“ここではっきりさせたいんだよね?”」
京滋は、フジではなく“ゼンに”意味深に問いかけた。
ゼンも頷き、俺達は居酒屋に向かった。
喫煙OKの個室。
俺、フジ、ゼン。
テーブルを挟んで、リンと京滋が座り…
飲み物と何種類かの食事を頼み、ゼンがリンを見据えた。
ゼンには事前に“場だけ設けてくれたらいい”と言われていたので、俺とフジは黙ってゼンとリンを見つめる。
「――――リン」
「何」
「俺の気持ち、聞いてくれ」
「うん」
「俺は今でも、リンのことが好きだ」
「………」
「だから………」
それを聞いていた京滋が、リンに耳打ちした。
するとリンも、鋭い視線でゼンを見据えた。
「ゼン」
「ん?」
「………」
言葉に詰まったリン。
大きく深呼吸をし始めて、息を整えている。
「リン?」
「琳ちゃん?大丈夫…!?」
口を出さまいをしていたフジも、心配そうにリンを見つめている。
「………うん、ごめん、大丈夫よ…!
………ふぅ…
ゼン、私ね。
妊娠してるの……!」
そして、リンが意を決したようにゼンに打ち明けた。
待ち合わせ場所にフジと行くと、ゼンとリンは既に来ていた。
そして…………
「は?」
何故か、奴も来てきた。
「あれ?
京滋くん?」
「来ちゃった!」
なんなんだ、こいつ。
こんな図々しい奴となんでフジは友達なんだ?
ゼンの機嫌が悪い。
俺も、気分が悪い。
するとフジが「京滋くん、悪いんだけど…今日は遠慮してくれるかな…」と遠慮がちに言った。
相変わらず、フジは言い方が優しい。
もっとはっきり“邪魔”って言えばいいのに。
「うーん…
今回の集まりは、琳子と善一郎くんのことなんだろ?
俺にも関係あるよね?」
「それは、そうだけど…」
「“ここではっきりさせたいんだよね?”」
京滋は、フジではなく“ゼンに”意味深に問いかけた。
ゼンも頷き、俺達は居酒屋に向かった。
喫煙OKの個室。
俺、フジ、ゼン。
テーブルを挟んで、リンと京滋が座り…
飲み物と何種類かの食事を頼み、ゼンがリンを見据えた。
ゼンには事前に“場だけ設けてくれたらいい”と言われていたので、俺とフジは黙ってゼンとリンを見つめる。
「――――リン」
「何」
「俺の気持ち、聞いてくれ」
「うん」
「俺は今でも、リンのことが好きだ」
「………」
「だから………」
それを聞いていた京滋が、リンに耳打ちした。
するとリンも、鋭い視線でゼンを見据えた。
「ゼン」
「ん?」
「………」
言葉に詰まったリン。
大きく深呼吸をし始めて、息を整えている。
「リン?」
「琳ちゃん?大丈夫…!?」
口を出さまいをしていたフジも、心配そうにリンを見つめている。
「………うん、ごめん、大丈夫よ…!
………ふぅ…
ゼン、私ね。
妊娠してるの……!」
そして、リンが意を決したようにゼンに打ち明けた。