クール王子は愛したがり
そしてそのまま澤仲も合流し、三人でカフェに入った。
「………改めて、言わせてね?
藤乃ちゃん。僕は今、君のお母さんにプロポーズをしています。
でも、郁乃さんからは“藤乃ちゃんの気持ちが最優先だから”って言われてて、今返事は保留になってます。
今ここで藤乃ちゃんと、郁乃さんにも聞いてほしい。
………精一杯、郁乃さんを幸せにしたいと思ってます。
僕を、二人の“家族の一員にしてください”」
「お母さんに澤仲さんを紹介された時から、ずっと考えてました。
お母さんは心配症で、過保護な人です。
お父さんが亡くなってから特に。
でも私は、そうされることでいつも安心してました。
過保護なくらい、お母さんがずっと傍にいてくれたから、全然寂しくなかった。
だから今度は、お母さんに“安心できて寂しくないようになってほしい”って思ってます。
澤仲さんが、お母さんに安心と幸せをくれるなら……
ずっと傍にいてくれるなら、私は反対しません。
………澤仲さん。
お母さんのこと、よろしくお願いします…!」
澤仲の思いに、丁寧に答えた藤乃。
郁乃は泣いていて、澤仲も目を潤ませて大きく頷いた。
「藤乃ちゃん。
こちらこそ、よろしくお願いします……!」
そして………
郁乃と澤仲と別れ、駅に向かうと絢世が迎えにきていた。
「フジ!」
「アヤ!」
「迎えにきたよ!一緒に帰ろ?」
「うん!」
指を絡めて手を繋ぎ、藤乃は絢世に郁乃の再婚の話をした。
絢世は微笑み、反対の手で藤乃の頭を撫でた。
「偉い、偉い…!」
「アヤ?」
「きっと、じっくり考えて答えを出したんだろうなって思って。
だから、労ってる」
「フフ…ありがとう!」
「幸せなことだけど、やっぱ複雑だろ?」
「え?」
「再婚を認めるって、簡単じゃないと思うんだ。
全くの他人を、突然親として受け入れるんだよ?
簡単じゃない」
「うん」
「それなのにフジは、ちゃんと“受け入れる”って答えを出した。
凄いよ…!」
「そうかな?」
「うん!凄い!」
「フフ…照れるな//////
…………でも、アヤのおかげだよ?」
「え?僕?」
見上げて微笑む藤乃に、絢世は首を傾げた。
「………改めて、言わせてね?
藤乃ちゃん。僕は今、君のお母さんにプロポーズをしています。
でも、郁乃さんからは“藤乃ちゃんの気持ちが最優先だから”って言われてて、今返事は保留になってます。
今ここで藤乃ちゃんと、郁乃さんにも聞いてほしい。
………精一杯、郁乃さんを幸せにしたいと思ってます。
僕を、二人の“家族の一員にしてください”」
「お母さんに澤仲さんを紹介された時から、ずっと考えてました。
お母さんは心配症で、過保護な人です。
お父さんが亡くなってから特に。
でも私は、そうされることでいつも安心してました。
過保護なくらい、お母さんがずっと傍にいてくれたから、全然寂しくなかった。
だから今度は、お母さんに“安心できて寂しくないようになってほしい”って思ってます。
澤仲さんが、お母さんに安心と幸せをくれるなら……
ずっと傍にいてくれるなら、私は反対しません。
………澤仲さん。
お母さんのこと、よろしくお願いします…!」
澤仲の思いに、丁寧に答えた藤乃。
郁乃は泣いていて、澤仲も目を潤ませて大きく頷いた。
「藤乃ちゃん。
こちらこそ、よろしくお願いします……!」
そして………
郁乃と澤仲と別れ、駅に向かうと絢世が迎えにきていた。
「フジ!」
「アヤ!」
「迎えにきたよ!一緒に帰ろ?」
「うん!」
指を絡めて手を繋ぎ、藤乃は絢世に郁乃の再婚の話をした。
絢世は微笑み、反対の手で藤乃の頭を撫でた。
「偉い、偉い…!」
「アヤ?」
「きっと、じっくり考えて答えを出したんだろうなって思って。
だから、労ってる」
「フフ…ありがとう!」
「幸せなことだけど、やっぱ複雑だろ?」
「え?」
「再婚を認めるって、簡単じゃないと思うんだ。
全くの他人を、突然親として受け入れるんだよ?
簡単じゃない」
「うん」
「それなのにフジは、ちゃんと“受け入れる”って答えを出した。
凄いよ…!」
「そうかな?」
「うん!凄い!」
「フフ…照れるな//////
…………でも、アヤのおかげだよ?」
「え?僕?」
見上げて微笑む藤乃に、絢世は首を傾げた。