クール王子は愛したがり
「………はぁ…こんなことなら“本当に”浮気しようかな〜」
藤乃が淹れたハーブティーを飲みながらため息をつく、琳子。
「え!?だ、ダメだよ!!!」
「でも、ゼンのこと信じられなくなってきてるんだよね…」
「え……」
「元々から嫉妬深い奴だし…
そこに、今回のことが重なったでしょ?
だから、余計にそんなこと考えるんだよね…」
「え?そ、そんな……
二人は私の憧れの……!!」
「え?え?
フジ!?泣かないでよ!!」
「うぅ…ごめん…」
「でも、京滋に再会して思ったの…」
「え?」
「私、京滋のことが好きって……」
「琳ちゃん…」
「今、フジと話してて改めて気づいた…!」
「………」
どこか清々しい表情の琳子を、藤乃は複雑な気持ちで見ていた。
そして………スッキリしたような琳子。
そして「もうそろそろ帰る」と言う。
「え!?
もう、11時過ぎてるんだよ?
危ないよ!」
「大丈夫、大丈夫!」
「善くんにこっち来てもらお?
どっちにしても、話し合った方がいいと思うし…」
「嫌よ、会いたくない!」
「でも同棲してるんだから、どうせ会うでしょ?」
「私はホテルに泊まる予定だから」
「琳ちゃん…」
「フジ、心配してくれてありがと!
大丈夫。ちゃんとゼンと話し合うから。
とりあえず、お互いに頭冷やした方がいいと思うの…」
「うん…そうだね…
じゃあ、アヤが帰ってくるまで待って?
アヤに送ってもらうから!
それなら、いいでしょ?」
「でも、ほんと大丈夫なのに…(笑)」
藤乃に言われ、琳子は困ったように笑う。
「最近、物騒だから…
アヤにも気をつけるように言ってるくらいだし…」
「いやいや(笑)
絢世を襲うなんて、その加害者の方がお気の毒よ?
100倍にして返り討ちされるわよ?(笑)」
しばらくして………日付が変わった頃。
玄関の鍵が開く音がして、藤乃が「あ、帰ってきた!」と玄関に向かう。
「おかえりなさい!」
「え…!?フジ!?
まだ起きてたの!?
寝ててって言ったよね?
とにかく、急いで風呂入るから一緒に寝……」
「あ!いや…あのね。
今、琳ちゃんが来てるの」
「リンが?
もしかして、ゼンと喧嘩したから?」
「うん」
「泊まらせろとか?」
「ううん。
ホテルに泊まるって言うから、アヤ、琳ちゃんを送ってくれる?」
「だったらゼンを呼ぶから」
「あ…善くんは嫌って…」
「は?それはワガママだろ!」
そう言って絢世は、中には入っていった。
藤乃が淹れたハーブティーを飲みながらため息をつく、琳子。
「え!?だ、ダメだよ!!!」
「でも、ゼンのこと信じられなくなってきてるんだよね…」
「え……」
「元々から嫉妬深い奴だし…
そこに、今回のことが重なったでしょ?
だから、余計にそんなこと考えるんだよね…」
「え?そ、そんな……
二人は私の憧れの……!!」
「え?え?
フジ!?泣かないでよ!!」
「うぅ…ごめん…」
「でも、京滋に再会して思ったの…」
「え?」
「私、京滋のことが好きって……」
「琳ちゃん…」
「今、フジと話してて改めて気づいた…!」
「………」
どこか清々しい表情の琳子を、藤乃は複雑な気持ちで見ていた。
そして………スッキリしたような琳子。
そして「もうそろそろ帰る」と言う。
「え!?
もう、11時過ぎてるんだよ?
危ないよ!」
「大丈夫、大丈夫!」
「善くんにこっち来てもらお?
どっちにしても、話し合った方がいいと思うし…」
「嫌よ、会いたくない!」
「でも同棲してるんだから、どうせ会うでしょ?」
「私はホテルに泊まる予定だから」
「琳ちゃん…」
「フジ、心配してくれてありがと!
大丈夫。ちゃんとゼンと話し合うから。
とりあえず、お互いに頭冷やした方がいいと思うの…」
「うん…そうだね…
じゃあ、アヤが帰ってくるまで待って?
アヤに送ってもらうから!
それなら、いいでしょ?」
「でも、ほんと大丈夫なのに…(笑)」
藤乃に言われ、琳子は困ったように笑う。
「最近、物騒だから…
アヤにも気をつけるように言ってるくらいだし…」
「いやいや(笑)
絢世を襲うなんて、その加害者の方がお気の毒よ?
100倍にして返り討ちされるわよ?(笑)」
しばらくして………日付が変わった頃。
玄関の鍵が開く音がして、藤乃が「あ、帰ってきた!」と玄関に向かう。
「おかえりなさい!」
「え…!?フジ!?
まだ起きてたの!?
寝ててって言ったよね?
とにかく、急いで風呂入るから一緒に寝……」
「あ!いや…あのね。
今、琳ちゃんが来てるの」
「リンが?
もしかして、ゼンと喧嘩したから?」
「うん」
「泊まらせろとか?」
「ううん。
ホテルに泊まるって言うから、アヤ、琳ちゃんを送ってくれる?」
「だったらゼンを呼ぶから」
「あ…善くんは嫌って…」
「は?それはワガママだろ!」
そう言って絢世は、中には入っていった。