クールで無口な先輩、実は天然で優しすぎる。――新人の私がその距離をゼロにするまでの600日
いつも仕事では落ち着いてクールな先輩が、私相手にこんなに緊張してる……って思うと、胸が熱くなって、私は少しだけ顔を上げて涙目で返した。
「私も……好きです」
私は先輩の胸元に顔を寄せて、そっと抱きついた。
先輩の腕が、私を包み込むように背中へ回る。
この温もりが、ずっと募らせてきた「届かない」という想いを、全部溶かしてくれるみたいだった。
まだ言葉はいらない。
ただ、こうして抱き合ってるだけで心が満たされていく。
どれくらいそうしていたのか分からない。ただ、離れたいなんて少しも思わなくて、私は先輩の鼓動に耳を澄ませていた。
先輩の腕の力が、ふっと緩んだ。
そのまま、私の前髪をひと房そっと払って——額に、軽く唇が触れた。
「……りんりん、朝からこんなに可愛いと、離れたくなくなるな」
と、少しだけ大人の余裕を取り戻したように、冗談めかして呟いた。
私は顔を上げて、照れながら笑った。
「ふふっ。私も…このまま先輩の温もりをずっと感じていたいです」
先輩が小さく笑って、私の頰に手を添える。
「私も……好きです」
私は先輩の胸元に顔を寄せて、そっと抱きついた。
先輩の腕が、私を包み込むように背中へ回る。
この温もりが、ずっと募らせてきた「届かない」という想いを、全部溶かしてくれるみたいだった。
まだ言葉はいらない。
ただ、こうして抱き合ってるだけで心が満たされていく。
どれくらいそうしていたのか分からない。ただ、離れたいなんて少しも思わなくて、私は先輩の鼓動に耳を澄ませていた。
先輩の腕の力が、ふっと緩んだ。
そのまま、私の前髪をひと房そっと払って——額に、軽く唇が触れた。
「……りんりん、朝からこんなに可愛いと、離れたくなくなるな」
と、少しだけ大人の余裕を取り戻したように、冗談めかして呟いた。
私は顔を上げて、照れながら笑った。
「ふふっ。私も…このまま先輩の温もりをずっと感じていたいです」
先輩が小さく笑って、私の頰に手を添える。