黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
少し悩んで自分のアカウントでログインした。
「とりあえず、時間は潰せそう」
途中までだったドラマの続きから観る。
手料理は……晴貴さんが帰ってきてから相談、だな。
夜も比較的に早い時間に晴貴さんが帰ってきた。
「ただいまー」
「おかえりな、さい」
ドアの開いた音がして玄関まで出迎えたが、なんとなく気恥ずかしい。
「ただいま、夏初」
ごく自然に晴貴さんの唇が重なった。
「えっ、あっ」
「ただいまのキスくらい、するだろ」
戸惑う私の背を押し中へと促すが、そんな当たり前のようにされても困る。
「これ。
取り返してきた」
リビングへ行き、彼が私の手を取ってのせたのは会社に取り上げられた携帯だった。
「ありがとうございます……!」
大事に携帯を抱きしめる。
これが返ってきただけで安心感が全然、違った。
「私物も引き上げてこようと思ったけど、急でまだ準備できてないって言われたんだ。
ごめん」
申し訳なさそうに彼は謝ってくれたが、悪いのは彼ではない。
それに携帯さえ返してもらえれば、あとのものはどうなっても問題ない。
「ううん、これだけで十分です」
「とりあえず、時間は潰せそう」
途中までだったドラマの続きから観る。
手料理は……晴貴さんが帰ってきてから相談、だな。
夜も比較的に早い時間に晴貴さんが帰ってきた。
「ただいまー」
「おかえりな、さい」
ドアの開いた音がして玄関まで出迎えたが、なんとなく気恥ずかしい。
「ただいま、夏初」
ごく自然に晴貴さんの唇が重なった。
「えっ、あっ」
「ただいまのキスくらい、するだろ」
戸惑う私の背を押し中へと促すが、そんな当たり前のようにされても困る。
「これ。
取り返してきた」
リビングへ行き、彼が私の手を取ってのせたのは会社に取り上げられた携帯だった。
「ありがとうございます……!」
大事に携帯を抱きしめる。
これが返ってきただけで安心感が全然、違った。
「私物も引き上げてこようと思ったけど、急でまだ準備できてないって言われたんだ。
ごめん」
申し訳なさそうに彼は謝ってくれたが、悪いのは彼ではない。
それに携帯さえ返してもらえれば、あとのものはどうなっても問題ない。
「ううん、これだけで十分です」