黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
「へー」
「うちに来てもらって正解だったな」
うんうんと全員が頷く。
「私なんて人並みに使える程度ですが……?」
「いやいや、これだけ使えたらたいしたもんだよ」
またもや全員がうんうんと頷く。
「夏初は自己評価が低すぎだ。
これだけの資料が作れるんだから、胸を張ったほうがいい」
「はぁ……?」
晴貴さんからそこまで言われてもまだ、私は大げさではないかと思っていた。
気が済んだのか晴貴さんが出ていった途端、事務室内がざわめいた。
「ねえ。
さっきの陽川先生、見た?」
「笑ってた、笑ってたぞ。
しかもうっすら笑いじゃなくて、滅茶苦茶嬉しそうに笑ってたぞ」
「明日は雪?
いや、槍が降るの?」
晴貴さんが笑ったくらいでえらい騒ぎだが、そんなに?
「あ、あのー。
陽川先生が笑ったくらいでそんな……」
「夜桜さん」
代表するように斉藤さんがずんと迫ってきて、背中が仰け反った。
「陽川先生が笑うなんてレアなの。
しかもあんな嬉しそうな笑顔、先生がこの事務所に所属してから一度も私は見たことがないわ」
全員がそうだと言わんばかりにうんうんと頷く。
「うちに来てもらって正解だったな」
うんうんと全員が頷く。
「私なんて人並みに使える程度ですが……?」
「いやいや、これだけ使えたらたいしたもんだよ」
またもや全員がうんうんと頷く。
「夏初は自己評価が低すぎだ。
これだけの資料が作れるんだから、胸を張ったほうがいい」
「はぁ……?」
晴貴さんからそこまで言われてもまだ、私は大げさではないかと思っていた。
気が済んだのか晴貴さんが出ていった途端、事務室内がざわめいた。
「ねえ。
さっきの陽川先生、見た?」
「笑ってた、笑ってたぞ。
しかもうっすら笑いじゃなくて、滅茶苦茶嬉しそうに笑ってたぞ」
「明日は雪?
いや、槍が降るの?」
晴貴さんが笑ったくらいでえらい騒ぎだが、そんなに?
「あ、あのー。
陽川先生が笑ったくらいでそんな……」
「夜桜さん」
代表するように斉藤さんがずんと迫ってきて、背中が仰け反った。
「陽川先生が笑うなんてレアなの。
しかもあんな嬉しそうな笑顔、先生がこの事務所に所属してから一度も私は見たことがないわ」
全員がそうだと言わんばかりにうんうんと頷く。