黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
支払いは割り勘でと申し出たが、陽川さんがしてくれた。
「今日は夏初さんに僕のものになってもらう、必要経費なんで」
いたずらっぽく言った彼が、私の顔をのぞき込んでくる。
「僕はこのまま夏初さんを帰したくないんですが、……どうします?」
レンズの向こうから見つめる瞳は、私を試していた。
しかし、こうやって聞いてくれるあたり、彼を選んでよかったと思う。
「そう、ですね。
私も……陽川さんと一緒にいたい、です」
もう処女でもないのだし恥ずかしがる必要はないのに、私から出た声は酷く小さかった。
「じゃあ、僕の部屋に来ますか?
ここからさほど離れていないので」
「はい」
私の返事を聞き、さりげなく手を掴んで彼が歩き出す。
徒歩圏内なのかなと思ったら、入ったのは近くのコンビニだった。
「お泊まりに必要なもの、買わないとでしょう?」
「えっ、あ、そうですね!」
私がよっぽど怪訝そうな顔をしていたのか、彼が説明してくれる。
確かに、まさかこんなことになるなんて思っていなかったから、なにも用意していない。
基礎化粧品に歯ブラシ、下着も選ぶ。
「決まりましたか」
「今日は夏初さんに僕のものになってもらう、必要経費なんで」
いたずらっぽく言った彼が、私の顔をのぞき込んでくる。
「僕はこのまま夏初さんを帰したくないんですが、……どうします?」
レンズの向こうから見つめる瞳は、私を試していた。
しかし、こうやって聞いてくれるあたり、彼を選んでよかったと思う。
「そう、ですね。
私も……陽川さんと一緒にいたい、です」
もう処女でもないのだし恥ずかしがる必要はないのに、私から出た声は酷く小さかった。
「じゃあ、僕の部屋に来ますか?
ここからさほど離れていないので」
「はい」
私の返事を聞き、さりげなく手を掴んで彼が歩き出す。
徒歩圏内なのかなと思ったら、入ったのは近くのコンビニだった。
「お泊まりに必要なもの、買わないとでしょう?」
「えっ、あ、そうですね!」
私がよっぽど怪訝そうな顔をしていたのか、彼が説明してくれる。
確かに、まさかこんなことになるなんて思っていなかったから、なにも用意していない。
基礎化粧品に歯ブラシ、下着も選ぶ。
「決まりましたか」