黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
子供たちも無事に生まれ、今は一軒家でのびのび子育てをしている。
「晴貴。
あれくらいの怪我で怒んないでよ」
子供たちを寝かしつけ、ふたりでゆっくり話せるようになったので抗議する。
「あれくらいじゃない、どんなに小さくても怪我は怪我。
桜光と桜青を傷つけるヤツは、子供でも許さない」
晴貴は私はもちろん、子供たちも過剰に守ろうとしていてため息が漏れた。
相変わらず、晴貴は鹿野谷法律事務所で弁護士をしている。
所長は息子が前科者になって弁護士資格を失い、晴貴に後継者として期待をかけているようだ。
私も産休を経て晴貴の秘書としてまだ、働いている。
『僕の稼ぎだけでやっていけるから、夏初は働かなくていいよ。
子育てとの両立、大変だろ』
晴貴はそういってくれたし、確かに両立は大変だ。
積極的に家のことをしてくれるとはいえ、なにしろ晴貴は忙しいので限界がある。
それでも彼の秘書として復帰したのは、彼を公私ともに支えたかったからだ。
加えて、仕事が楽しいのもある。
法律の世界は学べば学ぶほど沼にハマっていき、面白くなっていた。
「晴貴。
あれくらいの怪我で怒んないでよ」
子供たちを寝かしつけ、ふたりでゆっくり話せるようになったので抗議する。
「あれくらいじゃない、どんなに小さくても怪我は怪我。
桜光と桜青を傷つけるヤツは、子供でも許さない」
晴貴は私はもちろん、子供たちも過剰に守ろうとしていてため息が漏れた。
相変わらず、晴貴は鹿野谷法律事務所で弁護士をしている。
所長は息子が前科者になって弁護士資格を失い、晴貴に後継者として期待をかけているようだ。
私も産休を経て晴貴の秘書としてまだ、働いている。
『僕の稼ぎだけでやっていけるから、夏初は働かなくていいよ。
子育てとの両立、大変だろ』
晴貴はそういってくれたし、確かに両立は大変だ。
積極的に家のことをしてくれるとはいえ、なにしろ晴貴は忙しいので限界がある。
それでも彼の秘書として復帰したのは、彼を公私ともに支えたかったからだ。
加えて、仕事が楽しいのもある。
法律の世界は学べば学ぶほど沼にハマっていき、面白くなっていた。