黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
といっても輸入食品を扱うコーヒー店で売っている、切り落としくらいしか食べたことがないが。
「ふふっ。
美味しいでしょう?」
なぜか陽川さんは得意げだが、うんうんと頷いていた。
「ここ、拘りの生ハムを専用のスライサーでスライスしているんです。
僕も初めて食べたとき、感動して」
生ハムを食べた彼の顔が幸せそうに緩む。
新たに頼んだワインをひとくち飲み、再び口を開いた。
「正直、この生ハムとワインさえあればなにもいらないです」
真面目な顔で言う彼がおかしくて、笑っていた。
少しお腹も落ち着き、オードブルを摘まみながら追加の料理を選ぶ。
「パスタもホホ肉の煮込みもオススメです。
あ、エビとブロッコリーのアヒージョも美味しいですよ」
次々と彼は勧めてくるが、よほど通い詰めているのだろうか。
先ほどの感じだと、ありえる。
とりあえず陽川さんのオススメをシェア前提で頼み、たわいのない話をした。
「そういえば陽川さんっておいくつなんです?
いまさらですが」
年上なのは聞かなくてもわかる。
しかし私より少し上なのか、もっと上なのかは読めなかった。
「ふふっ。
美味しいでしょう?」
なぜか陽川さんは得意げだが、うんうんと頷いていた。
「ここ、拘りの生ハムを専用のスライサーでスライスしているんです。
僕も初めて食べたとき、感動して」
生ハムを食べた彼の顔が幸せそうに緩む。
新たに頼んだワインをひとくち飲み、再び口を開いた。
「正直、この生ハムとワインさえあればなにもいらないです」
真面目な顔で言う彼がおかしくて、笑っていた。
少しお腹も落ち着き、オードブルを摘まみながら追加の料理を選ぶ。
「パスタもホホ肉の煮込みもオススメです。
あ、エビとブロッコリーのアヒージョも美味しいですよ」
次々と彼は勧めてくるが、よほど通い詰めているのだろうか。
先ほどの感じだと、ありえる。
とりあえず陽川さんのオススメをシェア前提で頼み、たわいのない話をした。
「そういえば陽川さんっておいくつなんです?
いまさらですが」
年上なのは聞かなくてもわかる。
しかし私より少し上なのか、もっと上なのかは読めなかった。