黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
「ここのイチゴはですね、契約の農家から取り寄せていてこのパフェが隠れ名物なんです。
で、お願いして特別にのせられるだけのせてもらいました」
「ふぇっ?」
間抜けな一声を発し、目の前のパフェをしげしげと眺める。
だからこんなにイチゴがのっているんだ。
「ありがとうございます」
改めてもう一度お礼を言い、スプーンを動かす。
パフェを食べている私を陽川さんはにこにこ笑って見ていて、だんだんと頬が熱くなっていく。
「えっと……陽川さんも、食べます?」
こんなに美味しいイチゴ、ひとりで食べるなんてもったいない。
店員を呼び、スプーンをもう一本もらおうとしたが。
「あーん」
「ふぇっ?」
陽川さんが口を開け、ここに入れろと催促するので再び間抜けな声を発して固まった。
「あのー。
陽川、さん?」
「夏初さんが食べさせてください。
ほら」
再び彼が口を開けるのでスプーンでイチゴを掬う。
差し出す手はぶるぶると震えていた。
スプーンが入り、彼が口を閉じたのでそっと抜き取る。
「ん、やっぱり美味しいですね」
で、お願いして特別にのせられるだけのせてもらいました」
「ふぇっ?」
間抜けな一声を発し、目の前のパフェをしげしげと眺める。
だからこんなにイチゴがのっているんだ。
「ありがとうございます」
改めてもう一度お礼を言い、スプーンを動かす。
パフェを食べている私を陽川さんはにこにこ笑って見ていて、だんだんと頬が熱くなっていく。
「えっと……陽川さんも、食べます?」
こんなに美味しいイチゴ、ひとりで食べるなんてもったいない。
店員を呼び、スプーンをもう一本もらおうとしたが。
「あーん」
「ふぇっ?」
陽川さんが口を開け、ここに入れろと催促するので再び間抜けな声を発して固まった。
「あのー。
陽川、さん?」
「夏初さんが食べさせてください。
ほら」
再び彼が口を開けるのでスプーンでイチゴを掬う。
差し出す手はぶるぶると震えていた。
スプーンが入り、彼が口を閉じたのでそっと抜き取る。
「ん、やっぱり美味しいですね」