黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
勢いよく顔を上げて宣言する。
決まったと気持ちよくなっていたが、顔を見あわせたふたりがすぐにぷっと噴き出し、気分はみるみる落ちていく。
「無理無理、オマエには絶対、無理」
「夜桜に彼氏ができたらお祝いにデパコスプレゼントするわ。
あ、でも、まともな男にしてよね?」
さらに私をバカにし、げらげら笑っている彼らに闘志が燃え上がる。
無理?
絶対に作ってやろうじゃないの!
……と、決意してきたパーティだったが今、激しく後悔している。
「ねえ、君」
声をかけられてそちらを見る。
けれど立っていたのは期待していたのと別の男だった。
「よかったら……」
声を遮るように男の上着の中から携帯の着信音が鳴り出す。
「んんっ。
よかったら……」
画面を見て顔を顰めて切り、彼は気を取り直して私を口説きにかかったが再び着信音が鳴り出した。
「ちっ」
小さく舌打ちし、彼は今度は電話に出た。
「こんな時間にかけてくるなよ。
……は?
それくらい、自分で考えろよ!
明日の朝までに終わらせなきゃ、辞めてもらうからな!」
決まったと気持ちよくなっていたが、顔を見あわせたふたりがすぐにぷっと噴き出し、気分はみるみる落ちていく。
「無理無理、オマエには絶対、無理」
「夜桜に彼氏ができたらお祝いにデパコスプレゼントするわ。
あ、でも、まともな男にしてよね?」
さらに私をバカにし、げらげら笑っている彼らに闘志が燃え上がる。
無理?
絶対に作ってやろうじゃないの!
……と、決意してきたパーティだったが今、激しく後悔している。
「ねえ、君」
声をかけられてそちらを見る。
けれど立っていたのは期待していたのと別の男だった。
「よかったら……」
声を遮るように男の上着の中から携帯の着信音が鳴り出す。
「んんっ。
よかったら……」
画面を見て顔を顰めて切り、彼は気を取り直して私を口説きにかかったが再び着信音が鳴り出した。
「ちっ」
小さく舌打ちし、彼は今度は電話に出た。
「こんな時間にかけてくるなよ。
……は?
それくらい、自分で考えろよ!
明日の朝までに終わらせなきゃ、辞めてもらうからな!」