黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
ぱーっと顔を輝かせ、彼はにこにこ笑って指環を選びはじめた。
幸せそうな彼の笑顔を見ているだけで、私も嬉しくなってくる。
「これとかどうです?」
彼が選んだのはピンクゴールドの指環だった。
中央に捻りを入れてあり、大きめの石の脇に小粒の石を一粒ずつ添えてある。
ただ、ピンクゴールドはメッキであの石はダイヤではなくジルコニアだと思いたい。
「素敵、ですね」
そろりと値札を確認しかけてやめた。
知ってしまったらもう断るしかできなくて陽川さんと揉めそうな気がする。
こんなことで喧嘩なんてしたくない。
それに問題は価格なだけで、指環自体には問題はない。
「気に入ったのならこれにしようと思いますが、どうですか」
「はい、これで」
指環を買ってもらうなんて一気に恋人らしくなってなんだかむずむずする。
それが嫌かといえば幸せだと感じていた。
案内された席でお茶を飲みながら店員が準備してくれるのを待つ。
買い物に来たのにお茶が出されるとか世界が違いすぎた。
「そういえば指環を買ってもらう……というか、指環を着けること自体、初めてですね」
幸せそうな彼の笑顔を見ているだけで、私も嬉しくなってくる。
「これとかどうです?」
彼が選んだのはピンクゴールドの指環だった。
中央に捻りを入れてあり、大きめの石の脇に小粒の石を一粒ずつ添えてある。
ただ、ピンクゴールドはメッキであの石はダイヤではなくジルコニアだと思いたい。
「素敵、ですね」
そろりと値札を確認しかけてやめた。
知ってしまったらもう断るしかできなくて陽川さんと揉めそうな気がする。
こんなことで喧嘩なんてしたくない。
それに問題は価格なだけで、指環自体には問題はない。
「気に入ったのならこれにしようと思いますが、どうですか」
「はい、これで」
指環を買ってもらうなんて一気に恋人らしくなってなんだかむずむずする。
それが嫌かといえば幸せだと感じていた。
案内された席でお茶を飲みながら店員が準備してくれるのを待つ。
買い物に来たのにお茶が出されるとか世界が違いすぎた。
「そういえば指環を買ってもらう……というか、指環を着けること自体、初めてですね」