秘書の誕生日、一夜のはずが社長に溺愛されています
言葉が、零れる。もう止められない。
「好きなんです。ずっと前から」
小さく、でもはっきりと。
社長の手が、わずかに強くなる。
「だから……一度だけでいいんです」
視線を重ねたまま、告げる。
「ちゃんと終わらせたいんです」
これで区切りをつける。
この恋に、けじめを。
そう思っているのに――
(どうして……こんなに、苦しいの)
答えは、分かっている。
本当は、終わらせたくなんてないから。
それでも。それでも私は、選ぶしかなかった。
「……お願いします」
最後に、そう言って私はすべてを、差し出した。
その一言のあと――社長の手が、強く私を引き寄せた。
「……っ」
気づいたときには、腕の中に閉じ込められている。
逃げ場なんて、最初からなかったみたいに。
「そんな事言われたら……」
「好きなんです。ずっと前から」
小さく、でもはっきりと。
社長の手が、わずかに強くなる。
「だから……一度だけでいいんです」
視線を重ねたまま、告げる。
「ちゃんと終わらせたいんです」
これで区切りをつける。
この恋に、けじめを。
そう思っているのに――
(どうして……こんなに、苦しいの)
答えは、分かっている。
本当は、終わらせたくなんてないから。
それでも。それでも私は、選ぶしかなかった。
「……お願いします」
最後に、そう言って私はすべてを、差し出した。
その一言のあと――社長の手が、強く私を引き寄せた。
「……っ」
気づいたときには、腕の中に閉じ込められている。
逃げ場なんて、最初からなかったみたいに。
「そんな事言われたら……」