秘書の誕生日、一夜のはずが社長に溺愛されています
「午後の打ち合わせも同行しろ」
「……はい」
迷いながら頷く。本当は、分かっている。
これが普通じゃないことくらい。
「社長」
思い切って口を開く。
「私……一緒にいてもいいんでしょうか」
問いかける声が、少しだけ弱くなる。
司は一瞬だけ私を見て――
「構わない」
迷いなく答えた。
それだけのはずなのに、胸が揺れる。
「でも……」
言葉が続く。
「本来は、ここまで同行する必要は――」
「俺がいいと言ってるんだ」
ぴたりと遮られる。
それ以上、何も言わせない声音。
「……はい」
それしか言えなかった。
(どうして……)
こんなにも、近くにいさせるのか。
理由が分からないまま、ただ従うしかない。
ホテルのロビーに入ると、自然と隣に並ぶ。
「……はい」
迷いながら頷く。本当は、分かっている。
これが普通じゃないことくらい。
「社長」
思い切って口を開く。
「私……一緒にいてもいいんでしょうか」
問いかける声が、少しだけ弱くなる。
司は一瞬だけ私を見て――
「構わない」
迷いなく答えた。
それだけのはずなのに、胸が揺れる。
「でも……」
言葉が続く。
「本来は、ここまで同行する必要は――」
「俺がいいと言ってるんだ」
ぴたりと遮られる。
それ以上、何も言わせない声音。
「……はい」
それしか言えなかった。
(どうして……)
こんなにも、近くにいさせるのか。
理由が分からないまま、ただ従うしかない。
ホテルのロビーに入ると、自然と隣に並ぶ。