入学先が、急に変更……?変更先に行ったら、そこはなんと男子校でした2

『 なんだかんだ 』

「僕のベットはこっち。お前は床で寝て。」

「……ベットもう一つあるじゃん〜。」

どう見ても哀銘くんの隣に、ベットがあるというのに。

意地悪だなぁ……

哀銘くんはベットでゲームに集中している。

『③ゲーム中に話しかけてきたら殺す。』

そう言っていたのが記憶にある。

でも僕、そんな脅しに怯えるほど臆病じゃないんです。

そっと足音を立てずに、そろりそろりと哀銘くんの居るベットへと近づく。

そして、抱きついてみた。

スキンシップが大事!……って聞いた事あるし!

「……っ!?」

驚いたのか、咄嗟に振り向く哀銘くん。

バックハグ……。初めてした……

あんまドキドキしないな……

「ばっ……。さっさと離れろっ!」

「ぐはっ……」

ベリっと容赦なく剥がされ、1メートル以上の距離を取られる。

僕そんな嫌な事した……?

疑問に思って首を傾げていると、哀銘くんは信じられないものを見るように僕を見下ろした。

「……頭大丈夫?」

引かれてる……

そもそも男子との距離の取り方が分かんないんだから、仕方なくない?

「天然ボケ演じてるのは構わないけど、隙だらけ。無防備すぎ。馬鹿なの?」

「は?」

え、普通にムカつくんですけど。

しかも同年代の男子に。

僕の何が分かるの?と言おうとしたけど、墓穴掘るからや〜めよ。

図星じゃないけどね。

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