おれが、おまえを、可愛くしてやる。
帰宅して、軽くシャワーを浴びると、ドレスを着て、メイクだけして貰う。「……うん。イメージが掴めた」と蓮二は満足げだ。琉実さんのイメージした通り、青緑のライナーとマスカラの色合いを活かし、以外は、極力、ファンデもナチュラルに素肌感たっぷり。チークやグロスでピンクをほんのすこし足すだけのメイクにした。ドレスが主張しているのでメイクはこのくらい抑えておいたほうがちょうどよい。……にしてもドレスを購入して即日メイクや髪型を決めるなんて……美容ヲタを名乗る蓮二らしいな、と、微笑ましい気持ちになった。
髪型はかるくアップした程度で、当日は、手の込んだ編み込みにしよう、と、蓮二が張り切っていた。そして風呂を済ませ、ベッドに入り、たっぷりと休む。……けど、なんか、お手洗いに行きたくなってベッドから離れた。すると、……リビングでバイブ音。……蓮二ってば。しっかりしているのに案外抜けているところがあるのよね……テーブルのうえに置きっぱだ。充電もしないで。何気なくスマホを取り上げたときに――
『幸せになってね』
髪型はかるくアップした程度で、当日は、手の込んだ編み込みにしよう、と、蓮二が張り切っていた。そして風呂を済ませ、ベッドに入り、たっぷりと休む。……けど、なんか、お手洗いに行きたくなってベッドから離れた。すると、……リビングでバイブ音。……蓮二ってば。しっかりしているのに案外抜けているところがあるのよね……テーブルのうえに置きっぱだ。充電もしないで。何気なくスマホを取り上げたときに――
『幸せになってね』