おれが、おまえを、可愛くしてやる。
中学が一緒で、高校は、別々だった。琉実は、高校は、ビジネスコースのある学校を選び、そこで、メイクを研究した。……一方おれは、普通科に進学。男が美容を研究するなんて選択肢は当時はなかったからだ。髪を切る美容師を目指す道を除いて。だが、高校卒業後は迷わず、美容専門学校に進学した。……本当は、おれが勉強をしたかったのは化粧――つまり、メイクとスキンケアのジャンルだったのだが。当時はメイクだけを専門に学べる学校が存在せず、あくまで美容師になるための勉強がメインだった。ともあれ、選択肢はほかになく、おれは、近距離の美容専門学校に通った。――そこで、琉実と再会した。
美少女だったのが成長してみるとがっかり、なんて例は、正直、見たことがないわけではなかったが――琉実は、相変わらず美しかった。髪を、外国人のような淡いミルクティー色に染め。パーマをかけ。編み込みの三つ編みにしていた。可憐でひどく――可愛らしかった。
美少女だったのが成長してみるとがっかり、なんて例は、正直、見たことがないわけではなかったが――琉実は、相変わらず美しかった。髪を、外国人のような淡いミルクティー色に染め。パーマをかけ。編み込みの三つ編みにしていた。可憐でひどく――可愛らしかった。